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立命館大学アジアウィーク × 大阪餃子まつり

アジアとつながる国際交流フェスタ立命館大学「Asia Week 2019」 × 茨木復興おいしいフェスタ「大阪餃子まつり」にて、ブースを出させていただきました。

アジアに寄せて衣装も用意!

 

 

朝6時からスタッフの皆さんがテント設営&準備をしてくださっていました。

 

折しも前日は台風19号が日本を襲いました。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

実はこのイベントは、2018年6月の大阪府北部地震と同年9月の台風21号などの大阪に被害をもたらした災害からの復興を願って企画されました。

 

約1年前の被災直後に、

 

『1年後、みんなで助け合って復興出来ていますように』

『まちに笑顔と幸せが増えますように』

そんな願いをこめて企画がスタートしました。

実行委員長は餃子といえば「雁飯店」。
茨木っ子たちから「餃子王子」とリスペクトされている大岩賢悟さんです。

 

 

開始とともに続々と来られるお客さん。

親子連れだけではなく、地域の方や学生さんも沢山立ち寄ってくれました。

 

今回は大阪府さまにご協力いただいてアルファ化米「梅がゆ」の試食と、

明治さまにご協力いただいて「液体ミルク」サンプルプレゼントを行いました。

 

今回、アルファ化米を「食べくらべ」ではなく「梅がゆ」だけにした理由は、

大阪府が用意している他の備蓄だと、食物アレルギーのある方が食べられない食材が使われていたり、

宗教上、菜食主義の方が「かつおダシ」や「ホタテエキス」が入っていることを理由に食べることができないからです。

アレルギーフリーの「わかめご飯」でも、かつおダシやホタテエキスが使われていることにより、
「食べられない」と指摘されたことが過去にありました。

(どんな食材が使われているかは、メーカーによって変わります)

災害時で心に余裕がない時にこそ、みんなが同じものを安心して食べられるように、

みんなが食べることが出来て、味もついている梅がゆを試食してもらいました。

食物アレルギーの啓発をするために、今回は全屋台にアレルギー表示をしていただきました。

日常の延長に非日常があるので、日頃からみんなで考えることが当たり前になりますように。


今回、ホームグラウンドの茨木市開催だったため、まったくシフトを組まなくても、

誰かが帰る時間が来たら、次の誰かが「手伝いに来たよ」とフラリと現れて、
ジャンパーが手渡されていくのが嬉しかったです。

 

そのたびに行われるスタッフジャンパー贈呈式。

 

市長、前副市長も安定の仲間入り。

 

会場は一日中、大盛況!

大阪餃子まつりだけで、全店舗あわせてのべ約1万人の来場者だったそうです。

私たちのブースも、700食用意した液体ミルクサンプルが全てなくなりました。

イベントが終わるギリギリに雁飯店の水餃子をゲット!

 

わたしたちの防災活動は、命を守るための啓発活動はもちろんのこと、
日頃から当たり前に人と人が助け合う文化をつくることや、人と人のぬくもりの連鎖をつくることも目的です。

 

あたたかい繋がりを実感できた一日でした❤️

 

お手伝いくださった皆様、お立ち寄りくださった皆様、

ありがとうございました‼️

帰り際トイレに立ち寄ったら、最後まで優しい気持ちになれました(#^^#)